1955-01-23 第21回国会 衆議院 本会議 第8号
しかるに、鳩山内閣の今年度北洋漁業に関する許可問題をめぐりまして河野農林大臣が業者の手によつて告発せられ、鳩山内閣の一枚看板ともいうべき綱紀、官紀の粛正に反するごとき問題が新聞紙によつて報道されておりますことは非常に遺憾であります。(拍手) そもそも北洋のサケ、タラ漁業は国際的重要漁業でありまして、またその価値は往年においてさえ莫大な権益として取扱われていたことは世上周知の事実であります。
しかるに、鳩山内閣の今年度北洋漁業に関する許可問題をめぐりまして河野農林大臣が業者の手によつて告発せられ、鳩山内閣の一枚看板ともいうべき綱紀、官紀の粛正に反するごとき問題が新聞紙によつて報道されておりますことは非常に遺憾であります。(拍手) そもそも北洋のサケ、タラ漁業は国際的重要漁業でありまして、またその価値は往年においてさえ莫大な権益として取扱われていたことは世上周知の事実であります。
○鍛冶委員 私はこの告発の問題については反対いたしておつたことは明瞭でありますが、しかし当委員会として告発状を出された以上は、今お話にもあつた通り刑事訴訟法の命ずるところによつて告発人の取調べのあることは当然でありまして、出頭してお述べになること、またさらに告発人として早くやつてもらいたいとおつしやることも無理からぬと思います。おそらく取調べの際言われたことと思うのであります。
あなたも弁護士で、法律はよく御存じでしようが、証人に呼ばれて出頭しないから告発されることは当然であつて、告発したことについて、相手が総理大臣だから、やはり国民一般としてもまた当委員会としても、この取調べに対して公正を期するため、早くするためには、杉村君の私に対する要求は何でもありません。これをまた何のために政争の具に供するのですか。
共産党の議員というよりも共産的であるというような者に対して、どうも騒擾の疑いがあるというようなことでもつて告発をする段階が私はあり得ると思う。その場合にはこういう民主国会においては制限規定が全然ない。これは四年ごとの直接選挙によつて批判をする以外に道は全然ないのであります。
言いかえますと、政治的な考慮によつて告発するかしないかをきめるということがあると、そこからまた新たな弊害が出て来るので、これは義務的に当然に告発しなければならないことにしておるのではないかと思います。従つて今の場合に、正当な理由がないと認めたことが軽率であつたかどうか、その点は私わからないのでありますが、もし軽率であつたとすれば、その点だろうと思います。
私の方はただ吉田総理が出ない場合に、吉田総理大臣だから告発してはいけないとは書いていない、告発すべき義務を法律で制定しておるのだから、それによつて告発したのだから、それは出て来ないとか出て来るとかは別だが、むだだとかむだでないということは、吉田総理に限つてこの法律はできてないのです。一般国民全部に間に合うようにできているのだから、総理大臣だからやつてもむだだというわけには私はいかぬと思うのです。
○説明員(平川守君) 私どもといたしましては、そういう非合法な種類のものに対しましては、農林省自体も時として行なつたこともございますし、府県当局と連絡をとつて告発をさせるということも十分考えております。ただ実際問題といたしまして、検察庁のほうでもよほど悪質のものでありませんと、なかなか取上げてくれないという実際問題がございます。
最も近い最近には、関東財務局長は自分の部下であつた者を涙を振つて告発しておる。それは、自分は元から知つておつたのだが、それも行政監察委員会で取調べが開始されたので、あわをくつて丸の内警察署に告発しておる。こういう事実もある。だから、あなたの方も職責をほんとうに全うしていないのじやないですか。要するに、会計検査院と関東財務局と業者の方でなあなあでやつておるような結果じないでしようか。
そしてそれに違反になつて告発されるとかなんとかいう場合には、その解釈は裁判所がするでありましよう。しかしながら行政庁としては人事院が有権的解釈をする立場である、こういうことを申し上げたのであつて、人事院規則を知らないなどと言つた覚えはありません。
これもそうするとほとんど聞かぬでもわかるのでありますが、もしこの二十九条の報告が真実じやないものであるということが調査によつてわかるならば、これは第二十四条によつて告発をしなければならぬ事件に相なると思うのであります。今あなたの答弁を聞くと、調査したこともないとおつしやるのであるから、従つて真実にあらずということで、告発の手続なんかしたこともないということになると思うが、一応お聞きいたします。
すでに栗田事件については、公正なる検察庁の詳細なる調べによつて、告発状に記載されたような事実はないということが明白になつたのであります。栗田君がこの告発を取下げたのは、さような事実のないことが明白になつたから取下げたものと私は考えておる。この間に金銭の動きがあつたようなことは断じてないということを私は確言しておきたい。 また保安庁の汚職事件については、まことに私は遺憾と考えておる。
当時、私は、石田理財局長、阪田管財局長にも、その責任者を明らかにして、名前を出してここに呼んで、刑法に規定するところによつて告発しようかとまで言うたのですが、私は、この日にちを指摘して伺うのはきようが初めてなんです。管財局の方ではこういう例があるかないかと伺つておるのですが、どうでしようか。
まず第一に御答弁を願いたいと思いますのは、不当労働行為がどのように進行しておるか、またそれに対する労働省の所見、次は、基準法違反によつて告発されております。告発されておるから、裁判所にまかせるということになると思うのでありますが、それ以外に、まだ告発はされないけれども、これに類似するものがかなりたくさんある。
それから念のために申上げておきますが、アメリカの場合にも、最近これはアメリカの輿論で問題になつている問題でありますが、御承知のアメリカの上院議員のマツカーシイというかたによつて、最近アメリカの有名な評論家アルソツプ兄弟を防諜法によつて告発しようとしておる事件があります。
大体就業規則というものはそんなに強いものか、国法によつてきめられた告発の権利までも制限するのか、そんなことが労働基準法にあるのかどうか、あるいは会社内の不正事実を正当な法律の手続によつて告発することが、正当な組合活動でないというようなことが労働組合法にあるのかどうか、承りたいと思います。
却つて、告発をなさらぬというお考えで、告発をおやめになりたいならば、却つて更に別途の、告発をなさない旨の決議をなさなければ違法であります。この点に関しまして決算委員長の再度の御答弁を願います。(拍手、「委員会でやれ」と呼ぶ者あり)委員会でやつても埓があかないからやるんだ。わからんか。
こういう事実がありますので、委員会におきましては、大橋武夫氏を僞証によつて告発すべきであるという意見が述べられたわけであります。
従つて告発事件につきましても、そう長くひつぱつておくわけにも参りませんから、これは最終的処理を近いうちにいたしたいと考えておるのであります。また先ほど申し上げました通りに、民事訴訟が提起されておりますので、この民事訴訟事件の審理状況とも照し合せまして、それと見合いながら捜査をいたしており、決して何も無為にして手をつかねておるわけではないそうであります。
云々とあつて、告発しなければならないが、小委員会に出席せざる大部分の委員は、この証人が偽証したとか、あろいは黙祕したということについては、全然その事実を知らないのであります。ただ十人足らずの小委員のみが出席して知つているのであります。この小委員の十人のみが、運営委員会にこういう偽証があつたと報告して、全然それに関與しなかつたその他の委員が告発すべきであると議決することは不当なことになる。
実際問題としまして、しからばそういうものを刑事事件として告発するかしないかという問題は、多数の犯罪についてありますように、これはやはり検事局等において判断をしてやるわけでありまして、脱税犯の中におきましても、現在もきわめて顯著な惡質なものに限つて告発いたしまして、制裁を課することにいたしておるのであります。
ところが一昨年以来この詐偽その他不正の行為でもつて、單なる過少申告が税務署長によつて告発される。この告発ということが税務署長の武器として、かなりみだりに使われておるということがありますので特にお尋ねしたのですが、これ以上お尋ねしてもこれはむりでありますから、この点はやめておきます。
田村氏の告発につきましても、おそらく十二分に田村氏をお調べになつて告発せられたと思うのでありまして、これがまたあたりまえのことである。いやしくもそのことをつかさどつている国家機関であります。やせても枯れても国会議員であつた者に対して、一言の釈明も聞かずしてただちに告発し、これを天下の新聞に公表しておる。そこで私は、私のことにつきましては一切御答弁は拒否いたします。それはそれでよろしい。
のみならず、最近新聞の報道によりますと、団体等規正令によりまして、未届共産党下部組織が相当に法務総裁の手によつて告発をされておるようであります。こうした一連の関係というものは、私たちは一応事実であるといたしますならば、見のがすことのできない事実であります。
もう一つクロスノヤルスク附近、樺太地区におりました日本婦人、主として経済犯によつて告発され、シベリアにおいて刑を受けました、人数ははつきり分りません。五、六十名内外の日本婦人が一昨年、昭和二十三年の一、二月頃クロスノヤルスク附近におつたことを聞いております。クロスノヤルスクから私のラーゲルに参りました小川少佐から聞いております。